阪神・高橋 左肘手術後初めて胸中を激白 来季完全復活へ「今年よりは絶対良いというのは分かっている」

[ 2021年11月26日 05:30 ]

阪神・高橋 
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 左肘手術からの再起を期す阪神の高橋遥人投手(26)が25日、来季の完全復活を誓った。「今年よりは絶対良いというのはわかっている」。19日に大阪市内の病院でクリーニング手術を終えて退院し、すでに鳴尾浜球場で本格的なリハビリを開始。今季4勝に終わった期待のエース候補左腕が力強く復活ロードの歩みを進める。

 勝負のシーズンへ不安を取り除いた。左肘手術を経て本格的なリハビリを開始した高橋が、手術後初めて口を開いた。「日に日に良くなっています」。今季を総括し、来季にかける思いも激白した。

 「このクールから汗をかいていいと言われていて、動きを確認しながらという感じですね。手術して違うところも良くなるかなと思っている。期待しながらやっていきたい」

 現時点で投球再開の時期は未定ながら、身も心も軽やかだ。今年は2月の春季キャンプ中に右脇腹筋挫傷を発症して大幅に出遅れ。今季の1軍初登板は9月9日ヤクルト戦だった。同18日の中日戦で329日ぶりの勝利を挙げると、同25日の巨人戦ではプロ初完封もマーク。しかしそれも実は、肘の不安を抱えた中での登板だった。

 「後半はスピードが出なくて、不安を抱えたままいた。ずっと貢献できていなかったので、最後まで投げたいというのがあった」

 出遅れを取り戻すべく、シーズン完走を目指して腕を振った。エース的存在として優勝争いに貢献。7試合先発4勝2敗、防御率1・65を誇り、巨人とのCSファーストS初戦先発も託された。だが本来の投球ができずに6回3失点で降板。悔いが残るマウンドで、4年目を戦い終えた。

 「ヤクルトにも打たれている。ストレートが良かったら、もう少し抑えられたと思う」

 課題は明白。最大の武器である直球の精度向上だ。「(日本Sを見ても)全員真っすぐが強いというのは共通している。やっぱり真っすぐ」。そのために肘にメスを入れ、不安を払しょく。現在はリハビリ段階だが、その段階を過ぎれば思い切り腕が振れるようになる。そして、直球に磨きをかける算段だ。

 来季5年目。体の不調さえなければ、先発の大黒柱だ。「今年よりは絶対良いというのはわかっている」。スケールアップを遂げ、マウンドに帰る。(山本 浩之)

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