有藤通世氏 隙を見せてしまったオリックス・ヒギンス 代役“8回の男”山岡にメド

[ 2021年11月26日 05:30 ]

SMBC日本シリーズ2021第5戦   オリックス6-5ヤクルト ( 2021年11月25日    東京D )

<ヤ・オ> 8回1死、サンタナを二直に打ち取る山岡(撮影・大森 寛明)
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 【有藤通世氏 シリーズ大分析2】劇的な勝利を収めたオリックスだが、8回のヒギンスの起用には首をひねった。先頭・塩見を四球で出した場面で交代でも良かったし、遅くても山田を打席に迎えた場面でマウンドから降ろすべき。わずかな隙を見せてはいけない短期決戦。残り試合で彼を使うのは難しいだろう。

 代役に山岡を起用する手もある。もう少し直球に本来の威力がほしい。150キロ近い直球があってこそ、最大の武器であるスライダーが生きる。ただ、故障明けで久々の登板ながら無失点に抑えたのは大きい。本人もある程度の感覚を取り戻したと思う。守護神・平野佳も今シリーズ初登板だったが、状態は悪くなかった。先頭・西浦に四球を与えるも無失点。今シリーズでオリックス投手陣が先頭打者に四球を与えたのは5度目だが、初めて無失点に抑えた。

 リリーフ陣の明暗。ヤクルトは失点した石山、マクガフがこの日で3日連続の3連投。一方のオリックスは、レギュラーシーズンで中継ぎ投手の3日連続登板は一度もない。徹底した起用法は、この日の吉田凌、富山らの踏ん張りにもつながっていると思う。

 ≪山岡 救援防御率0.00≫山岡(オ)は入団以来公式戦104試合に登板。そのうち、救援登板はわずか7試合(全て18年)しかないが、内容を見ると0勝0敗4ホールドで、防御率0.00(11回1/3で自責点0)の好成績を残している

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