日本ハム清宮 減額制限に迫る23%ダウンでサイン 減量指令に「今は太川。(目標は)細川!」

[ 2021年11月26日 12:45 ]

契約更改交渉を終え、オンライン取材に応じる日本ハム・清宮
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 日本ハムの清宮幸太郎内野手(22)が26日、札幌市内で契約更改交渉に臨み、野球協約で定められた減額制限に迫る23%減でサインした。今季年俸は2200万円だったが、500万円減の1700万円となり4年目で初のダウン更改となった。(金額は推定)

 今季はプロ4年目で初めて1軍出場なし。2軍では19本塁打を放ってイースタン・リーグ本塁打王を獲得したが、不本意な成績となった。「球団の方からは、“この1年は成長のために清宮にあげた1年のようなものだから”と言われた。これから活躍した時にあの1年があったと思えるようにしなきゃいけないなと思っています」と来季の飛躍を誓った。

 秋季キャンプでは新庄ビッグボスから「ちょっと痩せない?」と減量指令を出された。増量して臨んだ今季は自己最多の108キロだったが、体の切れを欠いたためシーズン中から減量を始め、現時点で98キロまで減量したことを告白。今後の目標を問われると「細川!球団のマネジャーの人には今は太川と言われている。まずは中川くらいで」とユーモアを交えて話した。

 目標体重は「80キロ台か」と問われると「それはちょっと極細川(ごくぼそがわ)かな。90キロ台前半とかその辺。急に落としても筋肉量が減ってしまうのもちょっと嫌なので。じっくりじっくり。じっくりって言ってもあまり時間はないですけど、やっていけたらと思います」と切れのあるコメントを連発して笑わせた。

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