ダルビッシュ10敗目 今季ワースト4被弾&8失点 チームは4連敗でWC争い後退

[ 2021年9月14日 13:37 ]

ナ・リーグ   パドレス1-9ジャイアンツ ( 2021年9月13日    サンフランシスコ )

ジャイアンツ戦に先発したパドレス・ダルビッシュ(AP)
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 パドレスのダルビッシュ有投手(35)が13日(日本時間14日)、敵地サンフランシスコでのジャイアンツ戦で今季27度目の先発登板。4回6安打、今季ワースト4被弾、8失点で降板。防御率は4・32となった。チームは1-9で敗れて4連敗、ワイルドカード(WC)争いは3位に後退。ダルビッシュは今季10敗目(8勝)を喫した。ナ・リーグ西地区首位のジャイアンツは今季最多の8連勝でポストシーズン進出メジャー一番乗りを果たした。

 ダルビッシュは初回は制球に苦しみ、先頭・ラステラに4球目の外角低めカットボールを中越えの5号ソロとされて先制を許した。なおも1死から四球とウェイドには右中間越え適時三塁打を打たれ2点目を失うと、さらに四球とロンゴリアには2球目の真ん中へのカットボールを左翼席へと運ばれる12号3ランを浴び、この回5点を失った。

 2回は1四球も安打を許さず無失点。3回は3者凡退。4回は先頭・ヤストレムスキーに8球目の真ん中高め直球を右越えの23号ソロ、なおも2死一塁ではベルトに8球目の真ん中へのシンカーを右越えの特大24号2ランとされ、8点目を失った。4回、96球を投げて6安打、今季ワーストの4本塁打、8失点で降板した。

 ダルビッシュは自身の連勝はならず、黒田博樹の79勝を抜き、日本投手単独2位となるメジャー通算80勝目はお預けとなった。日本投手1位は野茂英雄の123勝。

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