巨人、DeNA戦6連敗で連勝ならず 山口好投一転、危険球退場 原監督執念の4連続代打も1点及ばず

[ 2021年9月14日 20:24 ]

セ・リーグ   巨人2―3DeNA ( 2021年9月14日    東京D )

<巨・D>7回1死、ソトへの頭部への死球で山口(手前)が退場となり、肩を落とす原監督(撮影・吉田 剛)
Photo By スポニチ

 巨人は2―3でDeNAに逆転負けを喫して連勝ならず。今季開幕から11戦負けなし(8勝3分け)だったDeNA戦で一転、昨年10~11月以来の6連敗(2分け挟む)となった。

 巨人は4回、1死から岡本和が四球で出塁し、亀井の左越え二塁打で二、三塁。中島の遊ゴロの間に1点先制した。だが、7月7日の中日戦(東京D)以来7試合&69日ぶりとなる今季3勝目を目指してマウンドに上がった先発右腕・山口が6回、先頭の桑原に投げた初球の真ん中高めスライダーを左中間スタンドに叩き込まれて同点。1―1で迎えた7回には先頭・宮崎を見逃し三振に仕留めた後、ソトへの初球が頭部死球で危険球退場となった。

 これで山口は勝利投手の可能性が消滅。緊急リリーフとなった2番手右腕・田中豊は牧へに初球、真ん中カットボールを左中間スタンド中段に叩き込まれて勝ち越しを許し、これが決勝点となった。

 2点を追う8回には小林の代打に出た先頭・大城が右翼線二塁打で出塁。代打・ウィーラーの右邪飛で三塁に進むと、代打・ハイネマンの来日初打点となる中前適時打で1点を返して1点差。4連続代打となった北村は見逃し三振、4月7日の阪神戦(甲子園)以来5カ月ぶりの先発3番となった坂本も空振り三振に倒れて追いつくことはできなかった。

続きを表示

この記事のフォト

2021年9月14日のニュース