巨人 今季初2番の松原が攻守に躍動 5カ月ぶり3番・坂本の中前打で一塁から三塁へ好走塁 好守も

[ 2021年9月14日 18:23 ]

セ・リーグ   巨人―DeNA ( 2021年9月14日    東京D )

<巨・D>2回、牧の右飛を捕球する松原(撮影・島崎忠彦)
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 2年ぶり6連敗を止め、再び首位奪回を目指す巨人は、今季初の先発2番に入った松原聖弥外野手(26)が初回から攻守に躍動した。

 「2番・右翼」で先発出場した松原は0―0で迎えた初回、1死から左前打を放って出塁。4月7日の阪神戦(甲子園)以来5カ月ぶりに3番へ入った坂本が中前打すると、相手の隙を突いて一気に三塁を陥れる好走塁でチャンスを広げた。

 この1死一、三塁の先制機で打席に入った主砲・岡本和に対してDeNA守備陣は一、二塁間をがら空きにし、二塁手・牧が二塁ベースより遊撃寄りに守る極端な“岡本シフト”。岡本和は遊ゴロ併殺打に終わって先制を逃した。

 そして、直後に迎えた3回の守備だった。2死走者なしで牧が放った右前に落ちそうな痛烈な当たりを松原がスライディングキャッチ。7月7日の中日戦(東京D)を最後に6試合白星がない先発右腕・山口をバックアップした。

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