阪神　9回マルテの起死回生の同点3ランで価値ある引き分け

セ・リーグ   阪神4－4ヤクルト （ 2021年9月14日    神宮 ）

＜ヤ・神（19）＞　9回無死一、二塁、同点3ランを放ち雄たけびをあげるマルテ（撮影・大森　寛明）
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　阪神は9回にマルテが起死回生の同点3ランを放ち、価値ある引き分けとした。

　1―4で迎えた9回。2四球で1死一、二塁の好機を迎えると、マルテがカウント2―1からマクガフの4球目を捉えた。快音を響かせた打球は左中間席に着弾。一気に3点を追加し、ベンチ前では「ラパンパラ」を披露した。

　打線は序盤に2度満塁の好機を作るも、なかなか得点に結びつけることができず。苦しい展開が続いていたが、豪快な一発で鬱憤（うっぷん）を晴らした。

　投げては先発の青柳が5回6安打2失点の粘投。6回に小川が、8回に及川が1失点ずつ喫したが、最後はスアレスが無失点で締めた。