大谷野球カード 天井知らず高騰、レア1枚1650万円落札 熱烈コレクターもエール

[ 2021年7月15日 02:30 ]

オールスター戦   ア・リーグ5―2ナ・リーグ ( 2021年7月13日    デンバー )

トレーディングカードの熱心なコレクターでもある龍馬学園の佐竹新市理事長は大谷のカードとバットを手に笑顔
Photo By 提供写真

 エンゼルス・大谷の大活躍を受け、野球カード市場もさらに熱を帯びそうだ。

 国内に23店舗あるトレーディングカード専門店ミントの担当者は「多くの店舗で大谷選手のカードが売り切れている」と舌を巻く。「シーズンを通して活躍すれば、さらに価値が上がる」と話した。一方、大リーグを中心に9万枚近いカードを集める熱烈なコレクターで、学校法人「龍馬学園」(高知市)の佐竹新市理事長(58)は「大谷選手のカードは約200枚持っています。2万円で買って今では20万円ぐらいするカードもある。ケガなくシーズンを通して活躍してほしい」とエールを送った。

 トレカが投資の対象にもなっている米国では大谷のカードが急騰。6月までの半年間で8倍近く値上がりし、全米のアスリートで最もカードの価値が上がったとの分析があるほど。米大手のゴールディン・オークションズでは、1枚約1650万円で落札されたレアカードもあった。

 先月には“元祖二刀流”ベーブ・ルースのカードが1枚で6億5000万円超の史上最高値で取引された。新たな歴史をつくった現代の二刀流が、カードでも歴史的価値を叩き出していくか注目だ。

続きを表示

この記事のフォト

2021年7月15日のニュース