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MVP・内山壮「楽しい」連発 つば九郎ともグータッチ「後半戦もしっかりチームに貢献できるように」

[ 2021年7月15日 21:15 ]

フレッシュオールスター2021   イースタン選抜3―1ウエスタン選抜 ( 2021年7月15日    松山 )

<フレッシュオールスター ウ・イ>表彰式でボードを持つ(左から)小川、MVPの内山、西純矢
Photo By 代表撮影

 ヤクルトのドラフト3位ルーキー、内山壮真捕手(19=ヤクルト)が2年ぶりに開催された若手の祭典「プロ野球フレッシュオールスターゲーム2021」で先制&決勝のソロ本塁打を放ち、最優秀選手(MVP)と賞金100万円を獲得した。

 昨年はコロナ禍で開催中止となり、2年ぶりとなったフレッシュ球宴。「7番・捕手」で先発出場した内山壮は0―0で迎えた3回、先頭打者として入った第1打席で、この回から登板した2番手右腕・森(中日)が2ボールから投じた3球目、外角低めの144キロ直球を左翼スタンドに叩き込んだ。5回の第2打席は四球を選んで出塁率10割。その裏の守備からベンチに下がったが、イースタン・リーグ選抜は3―1で2016年以来4大会ぶりの白星を飾った。

 交代直後にインタビューに応じた内山壮はMVP最有力候補の声に「この後、先輩方が活躍されると思うので。そういった活躍を自分も楽しみにしたいと思います」と謙虚だったが、しっかりMVPに選出。試合後、応援に駆けつけていた球団マスコット「つば九郎」とグータッチを交わしてから上がったうれしいお立ち台では「自分の中ですごくいいスイングができて、あそこまで届いてくれてうれしかったです」と素直に喜びを口にした。

 「2ボールだったので思い切ってまっすぐ1本に絞って思い切って振りにいきました」。高卒ルーキーでのフレッシュ球宴出場となったが、緊張感よりも「すごく楽しんで野球ができました」とし「すごくたくさんの先輩方から声をかけてくださって、すごく楽しくできました」とベンチでの様子も明かした。7回までイースタン選抜の得点は自身の一発による1点のみで、1―0のまま試合が進行。それでもMVP獲得については「先輩方もすごくいい方ばかりだったので、そういった先輩方も活躍してほしいなって思いで試合を見てました」とし、守備面についても「楽しかったですし、初めて受ける球質だったり、すごく楽しくやらせてもらいました」と“楽しい”を連発した。東京五輪開催に伴い、セ・パ両リーグの再開は1カ月後。だが、すでに1軍デビューも果たしている内山壮は「今後、後半戦もしっかりチームに貢献できるように頑張っていきたいなと思います」と頼もしかった。

 内山壮は星稜高校2年の夏に甲子園出場を果たし「4番・遊撃」として決勝まで全6試合に出場し、1年先輩のエース奥川(現ヤクルト)ととも甲子園準優勝。2020年ドラフト3位でヤクルト入りした。今回の舞台、坊ちゃんスタジアムはヤクルトのレジェンドOBで元監督の古田敦也氏(55)が2005年4月24日の広島戦で通算2000安打を達成した場所。憧れの人の思い出の土地で、内山壮も最高の思い出を残した。

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