ヤクルト・内山壮 フレッシュ球宴で先制アーチ 憧れのレジェンドOB・古田氏2000安打達成の地で

[ 2021年7月15日 18:48 ]

フレッシュオールスター2021   イースタン選抜―ウエスタン選抜 ( 2021年7月15日    松山 )

<フレッシュオールスター 全ウ・全イ>3回無死、内山は左越えにソロ本塁打を放つ(撮影・坂田 高浩)
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 次代を担う若手有望選手による祭典「プロ野球フレッシュオールスターゲーム2021」が15日、愛媛県松山市の坊っちゃんスタジアムで行われ、イースタン・リーグ選抜の内山壮真捕手(19=ヤクルト)が3回の第1打席で先制本塁打を放った。

 昨年はコロナ禍で開催中止となり、2年ぶりとなったフレッシュ球宴。先手を取ったのはイースタン選抜だった。「7番・捕手」で先発出場した内山壮は0―0で迎えた3回、先頭打者として入った第1打席で、この回から登板した2番手右腕・森(中日)が2ボールから投じた3球目、外角低めの144キロ直球を左翼スタンドに叩き込んだ。

 内山壮は星稜高校2年の夏に甲子園出場を果たし「4番・遊撃」として決勝まで全6試合に出場し、1年先輩のエース奥川(現ヤクルト)ととも甲子園準優勝。2020年ドラフト3位でヤクルト入りし、すでに1軍デビューも果たしている。坊ちゃんスタジアムはヤクルトのレジェンドOB捕手で元監督の古田敦也氏(55)が2005年4月24日の広島戦で通算2000安打を達成した場所。憧れの人の思い出の土地で、内山壮も最高の思い出を残した。

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2021年7月15日のニュース