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阪神・佐藤輝 最大の好機で三振し怒りあらわ この悔しさバネに球宴&後半戦で必ずやり返す!

[ 2021年7月15日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神3-4DeNA ( 2021年7月14日    甲子園 )

<神・D>8回2死満塁、阪神の佐藤輝は空振り三振に倒れガックリ(撮影・椎名 航)
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 勝利をたぐり寄せられる最大の好機だったからこそ、いつも以上に自らへの腹立たしさがこみ上げた。1点ビハインドの8回2死満塁で、阪神・佐藤輝がこの日3つ目の空振り三振。好機が潰えると同時に新人最多三振数に並んだ大器は、ベンチで思わずバットとヘルメットをたたきつけた。

 3点劣勢の8回にDeNA2番手・山崎を攻め立て、目の前でサンズが押し出し四球を選んで1点差。3点差をひっくり返して劇的なサヨナラ勝ちを収めた、カード初戦の逆転劇の再現へ――。虎党の期待を一身に背負って打席に立った。だが…。継投してきた左腕・砂田に対し、2ボール2ストライクからの低め直球に、無情にもバットは空を切った。これが今季121個目の三振。背番号8の前任者・福留(中日)が99年に記録した新人最多の三振数に、84試合目で到達した。

 「勝負事なんで、結果を受け止めてどう前に進んでいくかだけしかないと思う」

 矢野監督は大器の背中を押し、糧とすることを望んだ。前半 戦を終えて打率・267、チーム最多の20本塁打、52打点。チーム13年ぶりの首位ターンに大きく貢献したことは言うまでもない。2回1死走者なしの1打席目には、今永の初球139キロスライダーを右翼線にはじき返す二塁打で、3戦連続安打。7月の月間打率は・227でも、上昇傾向を描いて前半戦を終えた。「魅力のある選手」と認める指揮官は、さらなる成長に期待を隠そうとはしなかった。

 「今ちょっと調子が下がったり、疲れたり。これはずっとあることですけど、プロの壁をどう越えるか楽しみにしたい」

 16日から始まる球宴を挟み、五輪による約1カ月間のシーズンブレークを迎える。豪快なスイングをそのままに、いかに確実性を向上させていくか。己の技術とじっくり向き合う時間が始まる。(阪井 日向)

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