市和歌山がコールド発進 小園は150キロ、松川は高校通算42号 ドラフト候補バッテリー魅せた

[ 2021年7月15日 18:55 ]

全国高校野球選手権和歌山大会2回戦   市和歌山11ー1県和歌山(6回コールド) ( 2021年7月15日    紀三井寺 )

<市和歌山・県和歌山> 力投する市和歌山・小園(撮影・大森 寛明)
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 今秋ドラフト上位候補の小園健太投手(3年)、松川虎生捕手(3年)を擁する市和歌山が初戦を迎え、コールド発進を決めた。

 先発した小園は初回の2球目と4球目に球場表示で150キロを計測。初回こそ制球を乱して1点を失うも、2回の雷雲による1時間6分の中断をものともせず、5回3安打1失点(自責0)で後を託した。「夏の初戦ということで力みがあって制球に苦しみましたが、中断があったことでリラックスできた」と高校初となる夏の公式戦先発登板を振り返った。

 女房役の松川も小園をうまくリード。2回2死二塁では左中間へ高校通算42号の2ランを放ち、チームを勢いづけた。「いい感じでボールに逆らわずバットが出ている」とうなずいた。

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2021年7月15日のニュース