阪神・藤浪 初の開幕マウンドに「意外とすんなり入れた」 5回の苦投には「修正し切れなかった」

[ 2021年3月26日 22:33 ]

セ・リーグ   阪神4-3ヤクルト ( 2021年3月26日    神宮 )

<ヤ・神(1)> 4回2死、サンズの中越えソロに拳を握りしめて喜びをかみしめる藤浪(撮影・大森 寛明)
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 開幕投手を務め5回2失点で降板した阪神・藤浪が登板後、9年目で初めて託された「大役」を振り返った。

 登板前日に想定していた緊張感は実際マウンドに上がれば感じなかったようで「意外とすんなり入れた。戸惑いもなかった。昨年のリリーフの方が…アマチュアの時とかプロ初登板の時の方が緊張したかなというのはあった」と話した。

 投球内容は不完全燃焼を強調し「特に5回は、自分のメカニック、修正し切れなかった。そこは反省点」と悔しげ。それでも、開幕戦白星スタートを切ったことを「それが一番。喜ばしいこと」とうなずいた。

 ▼阪神・矢野監督 (藤浪について)苦しい場面が何回もありましたけど、その中でも同点で(粘って)。もちろん、あのまま勝ちがつけば良かったんですけど、でもその言葉通りというか。どんな形であれ、つないでいくっていう気持ちで投げてくれたんでね。ほんとに開幕を告げたときからすごく緊張していたんでね。開幕戦、その粘りっていうのはしっかり見せてくれたと思う。次からは落ち着いていけると思います。

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