巨人・菅野 7度目開幕投手は6回3失点で降板 このまま勝てば球団新の開幕戦5勝目

[ 2021年3月26日 20:04 ]

セ・リーグ   巨人―DeNA ( 2021年3月26日    東京D )

<巨・D(1)>巨人先発の菅野(撮影・島崎忠彦)
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 プロ野球のセ・パ両リーグが26日、各地で開幕。4年連続7度目の開幕投手となった巨人のエース、菅野智之投手(31)はDeNA戦(東京D)で珍しく制球に苦しみながらも6回を8安打3失点とまとめ、今季初勝利の権利を得て降板した。このまま勝てば自身開幕戦5勝目となり、別所毅彦、斎藤雅樹の4勝を抜く球団新記録となる。

 上原浩治に並んでチーム最多タイとなる7度目の開幕マウンドに上がった菅野は初回を3者凡退と好発進。その裏、味方打線が主砲・岡本和の適時二塁打などで一気に3点を挙げ、最高のスタートを切ったかに見えた。

 だが、直後の2回に2安打1四球で無死満塁のピンチを招いた菅野は昨季までチームメートだった田中俊の中犠飛で1点を失うと、さらに2死満塁から桑原に押し出しの四球を与えて1点差。3回には2死一、三塁からまたも田中俊に今度は中前適時打を許して3―3と追いつかれた。

 それでも直後の3回には開幕初スタメンとなった女房役の大城が3ボールから右翼スタンドへ1号3ランを放って勝ち越し。4回移行は失点を許さず、6―3で迎えた6回に2死走者なしの場面で打席が回ると、代打・中島を告げられ降板となった。

 菅野の投球内容は6回で打者28人に対して101球を投げ、8安打3失点。4三振を奪い、与えた四球は3つだった。

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