大胆タクトも見せた開幕戦勝利　阪神・矢野監督は興奮「めちゃくちゃうれしい」

セ・リーグ   阪神4ー3ヤクルト （ 2021年3月26日    神宮球場 ）

＜ヤ・神＞試合終了後、佐藤輝（8番）らナインをねぎらう阪神・矢野監督（左から3人目）（撮影・坂田　高浩）
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　阪神の矢野燿大監督（52）が3度追いつかれながらも競り勝った開幕白星に、喜びを隠せなかった。

　「めちゃくちゃうれしいです。本当にどうなるかわからないゲーム。こういうゲームを取っていくことで、強くなっていけるし、こういうゲームを取らないと上には行けないんで。本当にみんな前のめりで、チーム一丸でやれた。その中で勝ち切れたというのはすごくうれしいです」

　スタメン6番でドラフト1位の佐藤輝、3―2の7回には同8位の石井大を登板させ、7回の守備からは同6位の中野もグラウンドに送り出した。開幕戦から新人を3人も起用する大胆さい配。守備の乱れなど、課題も出た1戦だったが「開幕でどうしても勝ちたい、緊張感もある、固くなるというところで勝てたのは単なる1勝ではない」と手応えを強調した。