中日・根尾はチーム「21世紀最年少」の開幕スタメン 最終目標の「遊撃」目指し、最初から結果出す

[ 2021年3月26日 05:30 ]

京田(左)とショートでノックを受ける中日・根尾 (撮影・奥 調)
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 プロ入り初の開幕スタメンが決定的な中日・根尾は「どんな場面で起用されても、しっかり結果を出せるようにやりたい」と意気込んだ。高卒3年目以内の野手の開幕スタメンは球団では92年に同じ高卒3年目で「2番・遊撃」で出場した種田仁以来で、21世紀で球団最年少となる。

 今季は遊撃のレギュラー奪取を目標にオフからトレーニングに励んできた。開幕戦は左翼での先発出場が濃厚だが、あくまで「ショートのレギュラーが最終的な目標」と言う。その手始めとして「まずレフトでレギュラーを獲れるよう攻めて攻めきりたい」。まずは1年間1軍で試合に出続けることが先決だ。

 前日24日は新幹線の車内でスティーヴィー・ワンダーの「フィール・ザ・ファイア」を聞きながら広島へと移動し、「燃えている感じです」。気持ちの高ぶりを音楽に乗せた。「緊張感は今までと違うが、しっかり自分のプレーができるように。第1打席、守備は1球目を大事にしたい」と根尾。レギュラー定着へ勝負の1年が始まる。 (徳原 麗奈)

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2021年3月26日のニュース