楽天・涌井 自身10度目、歴代3人目の3球団目開幕投手で貫禄7回0封 史上初3球団開幕投手勝利へ

[ 2021年3月26日 19:00 ]

パ・リーグ   楽天ー日本ハム ( 2021年3月26日    楽天生命 )

<楽・日>開幕投手を務めた涌井は7回無失点の好投を見せた(撮影・白鳥 佳樹)
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 楽天の涌井秀章投手(34)が26日、本拠地・楽天生命パークで行われた日本ハムとの開幕戦でプロ野球史上歴代5位タイとなる10度目(西武で5度、ロッテで4度)、歴代3人目となる3球団目の開幕投手を務め、7回無失点の好投を見せた。

 初回、先頭の西川に対して142キロの直球で21年シーズンの開幕を告げた。西川を右飛、松本を三ゴロ、横浜高校の後輩・近藤を二ゴロと最高の立ち上がりを見せた。2回も3者凡退。2―0の3回に2死から9番・中島に初安打を許し、続く西川に四球を与え一、二塁のピンチ。2番・松本の右前打で初失点かと思われたが、右翼手の田中の好返球でホームを狙った中島はタッチアウト。日本ハムの栗山監督がリクエストを要求したが判定は覆らなかった。

 6-0で迎えた5回は二塁打と四球2つで2死満塁のピンチを招いたが、2番・松本を中飛に抑えて乗り切った。6、7回と走者を出したが危なげない投球で後続を断ち無失点に抑えた。

 涌井は7回116球を投げ4安打5奪三振の無失点でプロ野球史上初の3球団で開幕投手勝利への権利を得て降板した。

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2021年3月26日のニュース