巨人・亀井が史上初の開幕戦代打サヨナラ弾! 田中俊に6打点活躍許すも最後はベテラン決めた

[ 2021年3月26日 21:28 ]

セ・リーグ   巨人8―7DeNA ( 2021年3月26日    東京D )

<巨・D1>9回無死、三嶋(左)から代打サヨナラ本塁打を放つ亀井(撮影・木村 揚輔)
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 プロ野球のセ・パ両リーグが26日、各地で開幕し、巨人は代打・亀井の1号ソロでDeNAに8―7と劇的な9回サヨナラ勝ち。3年連続リーグ優勝と9年ぶりとなる日本一に向け、白星スタートを切った。巨人の開幕戦勝利は2年連続。

 7―5と2点リードで迎えた9回に新守護神・中川が2点を失い、7―7の同点。その裏、先頭・小林の代打に出た亀井がこの回から登板した相手の守護神・三嶋のスライダーを右翼スタンドに叩き込んだ。開幕戦での代打サヨナラ弾はプロ野球史上初の快挙となった。

 巨人は4年連続7度目の開幕投手となったエース菅野が押し出しを含む3四球と珍しく制球に苦しみながらも6回8安打3失点。初回に主砲・岡本和の左中間フェンスを直撃する適時二塁打などで3点を先取した打線も3―3の同点で迎えた3回に開幕初スタメンマスクとなった大城がチーム今季1号となる勝ち越し3ランを放つなど援護した。1点差に詰め寄られて迎えた8回には丸、ウィーラーの連続二塁打で貴重な1点を入れ、2点差に。このまま勝てば菅野は自身開幕戦5勝目で別所毅彦、斎藤雅樹の4勝を抜く球団新記録となるところだったが、中川が打たれて試合は土壇場で振り出しに戻り、菅野の勝利はなくなった。だが、7―7で迎えたその裏、亀井があまりに劇的なサヨナラ弾。死闘に決着をつけた。

 DeNAは左腕・浜口がプロ5年目で初の大役となったが、初回から制球に苦しんでいきなり3点を失い、結局、3回4安打5四球6失点(自責5)で降板。打線も巨人にFA移籍した梶谷の人的補償で加入した田中俊が犠飛と適時打3本で計6打点の活躍を見せたが、及ばず。三浦監督の初陣を勝利で飾ることはできなかった。

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2021年3月26日のニュース