広島・龍馬 今季チーム1号で先制点挙げる 右足首手術から完全復活!今季こそタイトル争いだ

[ 2021年3月26日 18:25 ]

セ・リーグ   広島―中日 ( 2021年3月26日    マツダ )

<広・中(1)>1回1死一塁、西川は右越えに先制の2点本塁打を放つ (撮影・奥 調)
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 広島の西川龍馬外野手(26)が、開幕戦となった26日の中日戦で、第1号を放った。

 初回、1死一塁で迎えた第1打席で、中日・福谷が投じた内角スライダーを強振。打球は左から右への風にも乗って本拠地の右翼席に吸い込まれた。

 2021年のチーム1号ともなり、ダイヤモンドを一周してベンチで喜びをかみしめ、球団を通じ「少し、緊張もあったので初球から思い切りいこうと思い、打席に入りました。うまく引っかかってくれてよかったです」。試合の主導権を握る鮮やかな先制2ランに破顔一笑だった。

 昨年11月に右足首を手術し、春季キャンプは2軍スタートも3月に1軍昇格。この日は鈴木誠の前となる「3番・中堅」でスタメン出場し、いきなりの第1打席で結果を出した。

 昨季は打率.304、6本塁打、32打点をマーク。それでも本人は「(打撃の)数字を見れば物足りん。長打も打っていないし、(改善したいのは)全部。安打数も率も、ホームランも6本しか打っていないし。打点も少ないし」と全ての面で改善を誓っていた。元々、打撃センスは折り紙付き。今季こそタイトル争いを演じるか、期待が集まる。

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