DeNA・田中俊 古巣巨人との開幕戦で3安打、セ新となる開幕戦6打点の活躍

[ 2021年3月26日 21:33 ]

セ・リーグ   DeNA7―8巨人 ( 2021年3月26日    東京D )

<巨・D>7回2死満塁、右前2点適時打を放ちガッツポーズの田中俊(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAの田中俊太内野手(27)が、巨人との開幕戦で4打数3安打、セ・リーグ新記録となる開幕戦6打点をマーク。梶谷の人的補償として巨人から加入、移籍初戦で古巣に強烈な“恩返し”をした。

 この日は「7番・二塁」で先発。まずは移籍初打席となった2回、無死満塁で打席に入ると、東海大相模、東海大で先輩で巨人のエース菅野から中犠飛を打ち初打点。2―3で迎えた3回には、2死一、三塁で菅野のカーブを中前へ弾き返し同点に。田中俊で一塁に到達すると、両手でガッツポーズを見せた。5回は投ゴロに倒れたものの、7回には2死満塁で鍵谷から右前で2点タイムリー。9回には、2死二、三塁で今度は東海大で同期の中川から左前2点タイムリーを放ち、7―7の同点に追いついた。

 9回にサヨナラ負けを喫したものの、1試合6打点は自己新、さらに開幕戦6打点は85年レオン、86年ポンセ(ともに大洋)、19年筒香(DeNA)、94年松井、11年長野(ともに巨人)の5打点を上回る、セリーグ新記録という活躍だった。パ・リーグでは94年トラックスラー(ダイエー)が7打点を記録している。

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