ヤクルト・内川 マルチ安打“デビュー”「シーズンが始まったという気持ち」

[ 2021年3月26日 23:29 ]

セ・リーグ   ヤクルト3―4阪神 ( 2021年3月26日    神宮 )

<ヤ・神1>5回、内野安打を放つ内川(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトに新加入した内川聖一内野手(38)がデビュー戦でマルチ安打を放った。

 「ヤクルトに移籍して初ヒットを打つことができてシーズンが始まったという気持ちです」

 「5番・一塁」で先発出場。2回1死、追い込まれながら藤浪のカットボールを左前に運んだ。移籍後初打席で初安打。19年9月29日のオリックス戦以来、544日ぶりの安打に、右拳を何度も握った。5回1死一、二塁でも二塁への内野安打でつなぎ、一時は同点とする好機を演出した。

 ソフトバンクに在籍した昨年は1軍出場こそなかったが、2軍で打率3割をキープ。出場機会を求めて退団し、ヤクルトのユニホームに袖を通した。オープン戦打率・310と結果を残してスタメンをつかんだ。

 「これからもチームの勝利の為に多くのヒットを打ちたいですし、勝ちに繋がるヒットを打つ為にこれからも練習していきたいと思います」

 チームは敗戦も、両リーグで首位打者を獲得した安打製造器が新天地で好スタートを切った。

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2021年3月26日のニュース