巨人・原監督「チームに明日への活力をさらに与えた意義あるサヨナラホームラン」 亀井の劇的弾を称賛

[ 2021年3月26日 21:55 ]

セ・リーグ   巨人8-7DeNA ( 2021年3月26日    東京D )

<巨・D>スタンドのファンに手を振る原監督(左端)ら首脳陣(撮影・森沢 裕)
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 巨人が26日、本拠地の東京ドームでDeNAと対戦し、代打で登場した亀井善行外野手(38)がサヨナラ本塁打を放ち劇的勝利を飾った。

 原監督は「今日は予想もつかないゲーム展開。最後の最後まで開幕戦にふさわしいというか」と振り返った。7-7の9回、先頭の小林に代打で亀井を送り出し、サヨナラ本塁打で劇的な開幕戦勝利となった。このベテランの一振りに「最後、亀井が決めてくれたのは、非常に色んな意味で大きい」とし「色んな人をカバーしたり、チームに明日への活力をさらに与えたような意義あるサヨナラホームラン」と称えた。

 今季は延長を行わず9回打ち切り。指揮官は「もう少しすんなりという形がいいんでしょうけど」と、7-5の9回に守護神・中川投入も四球と二塁打で2死二、三塁のピンチを招き、昨年まで同僚だった田中俊に左二塁打で同点とされたことに苦笑い。それでも「結果的に勝ち切れたのは大きい」とした。また有観客での開幕戦に「桜も満開ですし、その中でペナントレースをスタートするっていうのは本来の形に戻りつつある」と喜んだ。

 21年シーズンを劇的な勝利でスタートさせた原監督は「こういうゲーム展開、勝負はどっちに転んでもおかしくないようなペナントレースになる。そこを辛抱強く戦うんだという部分を改めて、今日開幕戦において反省する人もいるし、そういう意味では良かった」と気を引き締めた。

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2021年3月26日のニュース