具志川商 21世紀枠12年ぶり8強ならず 監督夫人が歌った校歌音源 夏に再びとどろかせる

[ 2021年3月26日 19:45 ]

第93回選抜高校野球大会第7日第2試合 2回戦   具志川商4―8福岡大大濠 ( 2021年3月26日    甲子園 )

<具志川商・福岡大大濠>延長11回無死、福岡大大濠・松尾(奥)に勝ち越しソロ本塁打を浴びて呆然とする具志川商・新川(撮影・北條 貴史)
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 第93回選抜高校野球大会第7日は26日、兵庫県西宮市の甲子園球場で2回戦が行われた。九州勢対決となった第2試合では、具志川商(沖縄)が延長11回の激闘の末に4―8で福岡大大濠(福岡)に敗れ、21世紀枠として09年の利府(宮城)以来の8強入りはならなかった。

 延長11回の末に4―8で敗れた具志川商だが、1回戦で甲子園で流れた校歌は喜舎場正太監督の妻、奈美子夫人がウクレレ・ボーカルを務める「ALOHAISAI(アロハイサイ)」が歌った音源が使用された。25日のオンライン取材で明かした喜舎場監督は「非常におもしろいなと。前代未聞ですよね」と照れくさそうに話した。

 喜舎場監督と奈美子夫人はともに具志川商のOB。喜舎場監督が野球部、奈美子夫人はバレーボール部だったという。奈美子夫人は1回戦は具志川商のベンチ裏で観戦。喜舎場監督は「うしろで泣いてましたね」と明かした。

 夏に再び戻り、甲子園に校歌をとどろかせる。

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