39日ぶりAクラスの中日 勝因は西武・源田? 5打点大爆発の木下拓「源田を見てハッピーに」

[ 2020年10月4日 05:30 ]

セ・リーグ   中日9-7DeNA ( 2020年10月3日    横浜 )

<D・中17>2回2死一、三塁 3ランを放ちナインに出迎えられる木下拓(左から2人目)(撮影・久冨木 修)
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 強竜打線の顔だ。中日は打線が14安打9点と爆発し、8月25日以来の3位に浮上。勝利の立役者となったのがプロ入り初の1試合5打点と大暴れした木下拓だ。初回2死満塁で左前に2点打を放つと、2回2死一、三塁では砂田の初球、カーブを左翼席へ3号3ラン。「追い込まれると、もろいと自覚しているので、打てるでなく振れる球を振りにいった」と積極性が実った。

 9月以降、81打数28安打(・346)と絶好調。28試合中、21試合で先発出場と徐々に正捕手の座をつかみつつある。おのずとヒーローインタビューの回数も増え、これまでは試合前にばんそうこうや傘袋などを拾うことで運を拾ったと紹介した。

 ただ、この日は「ゴミは探していたけど落ちてなくて…」と告白。それでも今カード5安打5打点と大活躍の要因を「(2日に)新大阪から新横浜までの新幹線で源田を見て、ハッピーな気持ちになった。パワースポットだった」とトヨタの後輩である西武・源田との遭遇が運気上昇につながったと感謝した。与田監督も39日ぶりのAクラスに「順位を1つでも上げていく」と誓った。

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