磐城・草野 執念の同点打「何としてもつなぐ」

[ 2020年8月16日 06:43 ]

2020年甲子園高校野球交流試合   磐城3―4国士舘 ( 2020年8月15日    甲子園 )

<国士舘・磐城>6回2死一、二塁、同点の中前適時打を放つ磐城・草野(撮影・河野 光希)
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 磐城の“特別な夏”が終わった。21世紀枠でセンバツ切符をつかみ、甲子園交流試合に出場した磐城は、国士舘(東京)に3―4で逆転負け。それでも、木村保前監督(50)の魂のノックを受けた岩間涼星主将(3年)らが、部訓である「Play Hard」の精神を聖地で体現した。

草野凌(3年)が6回に一時同点となる中前適時打を放った。「次に何としても、つなごうとした。詰まってはいたけど間に落ちてくれた。走者ばかり見てしまったけど還ってうれしかった」と喜んだ。兄の背中を追いかけて進んだ磐城。悲願の甲子園に立ち、思う存分プレーした。「後輩たちには守備の堅いチームにしていってほしい」と期待を寄せた。

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2020年8月16日のニュース