西武 楽天に大勝!本田圭佑が5安打1失点で今季初白星 栗山6号3ラン&山川15号ソロなど打線爆発

[ 2020年8月16日 21:57 ]

パ・リーグ   西武11―1楽天 ( 2020年8月16日    メットライフD )

<西・楽>4回2死、ソロ本塁打を放った山川(左)はベンチ前でどすこいポーズ。手前は先発の本田(撮影・尾崎 有希)
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 西武が11―1で楽天を下し20勝に到達。借金を「6」に減らした。先発の本田圭佑(27)が5回5安打1失点で今季初白星。昨年9月16日のロッテ戦から続く自身の連敗を「5」で止めた。打線も栗山の6号3ランや山川の15号ソロなど14安打11得点と爆発。3年目の西川愛也(21)がプロ初安打初打点の活躍で1軍デビュー戦を飾った。

 西武は2回、2死一、二塁から金子が先制打。楽天先発・福井の外角低めに落ちる変化球に食らいつき、見事なバットコントロールで中前へはじき返した。さらに鈴木も左前適時打で続き2点をリードした。

 3回は福井のけん制悪送球なども絡み無死一、二塁とすると栗山が6号3ラン。コントロールに苦しむ福井のやや甘く入った134キロのスライダーを完璧に捉え右翼スタンドまで運んだ。なおも1死一塁とするとスパンジェンバーグが代わったばかりの酒居からライトフェンス直撃の適時二塁打。4回には山川に15号ソロが飛び出し、7―0と大きくリードを奪った。

 今季6度目の先発マウンドとなった本田は4回まで2安打無失点の好投。勝利投手の権利がかかる5回は3安打を浴び1点を失うも、2死一、二塁で浅村をこん身のストレートで空振り三振。84球4奪三振の力投でマウンドを降りた。

 7回には3年目の西川が1軍デビュー。相手4番手の釜田に対し左飛に倒れるも会場からは大きな拍手が送られた。さらに8回にも1死一、二塁で打席がまわってくると5番手の津留崎から左中間を破る2点適時二塁打。西川は三塁を狙ってアウトになるもプロ初安打の記念球を直接受け取り、ベンチへと戻った。

 チームは14安打11得点を奪って大勝。本田に初白星、西川にはプロ初安打が生まれるなど明るいムードに包まれた。

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