バッテリー大活躍!倉敷商 8年ぶり聖地校歌 永野“神救援”6回7K零封、捕手・田村が同点打

[ 2020年8月16日 05:30 ]

2020年甲子園高校野球交流試合   倉敷商6―1仙台育英 ( 2020年8月15日    甲子園 )

<倉敷商・仙台育英>9回、最後の打者を打ち取りガッツポーズを決める倉敷商・永野(撮影・大森 寛明)
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 倉敷商(岡山)がバッテリーの活躍で勝利をつかんだ。エース左腕・永野司(2年)が0―0の4回無死二塁で先発・福家に代わって登板。このピンチを1失点で乗り切ると、5回以降はわずか2安打で、7三振を奪った。「チームとして勝てたのは100点。最少失点で切り抜けたので合格点かな」と表情を崩した。

 援護したのはバッテリーを組む田村幸哉(3年)だった。先制を許した直後、4回2死二塁から中前へ同点打を放ち、4イニング連続得点で突き放した。7回にも左翼へ2点二塁打するなど3安打3打点の田村は「ピッチャーのために、とだけ考えて思いっきり打っていきました」と話した。

 甲子園で倉敷商の校歌が流れるのは12年夏の甲子園以来。永野は小食で、丼飯2杯を食べても体重が60キロ台に乗らないのが悩みだ。「今回の経験を新チームで共有し、次はあると信じる来年のセンバツ大会で優勝したい」と成長した姿で戻ってくることを誓った。

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2020年8月16日のニュース