桐生第一・今泉監督、甲子園初采配は惜敗も「選手がここまで連れてきてくれました」

[ 2020年8月16日 13:27 ]

2020年甲子園高校野球交流試合   桐生第一2―3明石商 ( 2020年8月16日    甲子園 )

<高校野球交流試合 明石商・桐生第一>明石商に敗れ、ベンチ前に整列する桐生第一ナイン(撮影・坂田 高浩)
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 新型コロナウイルスの影響で中止となった今春センバツに出場予定だった32チームによる「2020年甲子園高校野球交流試合」5日目が16日、甲子園球場で行われた。第1試合は、桐生第一(群馬)が2―3で、明石商(兵庫)に敗れた。

 先発は左腕・宮下(3年)。6回2失点と粘りの投球を披露した。打線は1―3の9回に1点差まで詰め寄ったが届かなかった。

 それでも、今泉壮介監督は「3年生が最後の大会ということで思い切ってやってくれたと思います」と奮闘を評価。宮下については「しっかりと自分の役割を果たしてくれた」と話し、打線を「少ないチャンスの中で2点を取れましたし、なんとかつないでつないで粘り強かったです」と称えた。

 指揮官はこの試合が甲子園初采配。「選手がここまで連れてきてくれました。選手を信じてやってきて、楽しかった」と振り返り、「まとまりがあって良いチームでした。良い思いをさせてくれて『ありがとう』と伝えたい」と語った。

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2020年8月16日のニュース