健大高崎 昨秋関東王者の実力発揮できず、青柳監督は脱帽「何もさせてもらえなかった」

[ 2020年8月16日 15:59 ]

2020年甲子園高校野球交流試合   健大高崎1―4帯広農 ( 2020年8月16日    甲子園 )

<高校野球交流試合 健大高崎・帯広農>帯広農に敗れ、ベンチ前で整列する健大高崎ナイン(撮影・坂田 高浩)
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 新型コロナウイルスの影響で中止となった今春センバツに出場予定だった32チームによる「2020年甲子園高校野球交流試合」5日目が16日、甲子園球場で行われた。第2試合は、健大高崎(群馬)が帯広農(北海道)に1―4で敗れた。

 健大高崎は、相手先発エース・井村(3年)ら投手陣の前に1得点と打線が振るわず。昨秋の関東大会覇者としての実力を見せつけることが出来なかった。

 青柳監督は「何もさせてもらえなかった」と脱帽。「いいチームですね」と勝者を称えた。犠打は0、盗塁は1と、機動力を生かせず。「打たせるということで決断してやらせた。それが失敗だった」と反省を口にした。

 主将で捕手の戸丸(3年)は「どれだけいつも通り投げさせてあげられるか」を意識するなど、投手のためにリード面で工夫をこらしたそうだが「なかなかピッチャーを変えられなかったので、そこは自分の実力不足だなと思います」と振り返った。

 一方、打撃では、唯一の得点となる左前適時二塁打をマーク。「甲子園の舞台で打つヒットは格別。ここで1本打てたのは良かった」と聖地でヒットを放った感想を述べていた。
 

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