エンゼルス・大谷は無安打 ドジャースエースのカーショーに完敗

[ 2020年8月16日 02:30 ]

インターリーグ   エンゼルス4―7ドジャース ( 2020年8月14日    アナハイム )

ドジャース戦の5回、二ゴロで一塁に向かうエンゼルス・大谷。投手カーショー
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 エンゼルスの大谷が14日(日本時間15日)、ドジャースのエース左腕カーショーと公式戦で初対戦し、無安打に封じられた。2回は鋭い当たりだったが二塁正面へのゴロで併殺に。5回は一、二塁間を襲うゴロを二塁手ヘルナンデスの好守に阻まれ7回も二ゴロに倒れた。

 サイ・ヤング賞3度の現役最強左腕は、間一髪アウトにした5回の味方の守備に「足が速い大谷なのに信じられないプレーだった」と感謝した。3打席、計13球。1巡目の打者で初球に直球を投げなかったのは大谷だけで強い警戒感を物語っていた。大谷が米移籍を前に各球団と面談を重ねた17年12月、ド軍ではカーショーが同席した縁も。18年のオープン戦では見逃し三振に倒れており今回も結果は残せなかった。

 9回の第4打席は救援右腕トライネンから左翼線二塁打。メジャー通算215安打は新庄剛志(元メッツなど)に並び、日本選手歴代10位となった。 (笹田幸嗣通信員)

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2020年8月16日のニュース