栗山監督 天国の恩師2人に捧げる600勝 関根さん、野村さんから学んだ「野球への感謝」

[ 2020年8月16日 05:35 ]

パ・リーグ   日本ハム9―0ロッテ ( 2020年8月15日    ZOZOマリン )

<ロ・日>監督通算600勝のボードをかざす栗山監督(撮影・長久保 豊)
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 栗山監督にとって今年は特別な1年でもある。2月に野村克也氏が他界し、4月には関根潤三氏も死去。ヤクルト現役時代の指揮官2人が相次いで天に召された。関根氏から温厚な顔の奥にある「厳しさ」を学び、野村氏には野球を「整理」してもらったという。

 バント失敗に「しまった」と思って一歩目が遅れて併殺になったとき、関根氏に「あれじゃダメなんだなあ」と笑って言われ、翌日2軍に落とされた。ミスをどうカバーするか。どんな状況でも全力疾走することの重要性を学んだ。キャンプの夜間練習中、野村氏からは「無駄な努力しやがって」と。同じ練習をしていながら結果が出ない。努力の方向性が間違っていると知らされた。

 コーチ経験のない栗山監督にとって、両氏の“教え”は指揮官としての大きな礎となっている。「今年に入って恩師が2人、天国に行ってしまった。関根さんがいなければ自分は世に出てないし、野村さんにも多くを教えられた」。かつて「職業野球」と揶揄された時代から今のプロ野球の隆盛に力を注いだ両氏には「野球への感謝」を学んだ。そんな亡き恩師2人に捧げる600勝となった。(秋村 誠人)

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