防御率トップが…DeNA・平良 4回途中6失点KO 開幕からのQS9戦目で途切れる

[ 2020年8月16日 19:40 ]

セ・リーグ   DeNA―ヤクルト ( 2020年8月16日    横浜 )

<D・ヤ12>力投するDeNA先発の平良(撮影・小海途 良幹)
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 DeNAの平良拳太郎投手が3回2/3を9安打6失点で降板した。

 試合前の時点で防御率はリーグトップの1・72だったが陥落。12球団で唯一、開幕から全8試合でクオリティースタート(6回以上で自責点3以下)と続けていたが、ヤクルト打線の前に沈み、途切れた。

 「しっかりと低めに集めて、自分の投球ができればいいなと思っています」と意気込んでいたが、この日は持ち味の抜群の制球力が影を潜め、立ち上がりから不安定。初回1死一、二塁から村上に右翼線への適時二塁打で先制を許した。直後に同点としてもらったが、3回に先頭の青木にシンカーを左翼席へ運ばれて勝ち越された。さらに4回には1死三塁から投手の山中に四球を与えてガックリ。山崎は投飛に打ち取ったが、山田哲、青木、村上に3連続適時打を浴びて交代となった。3ボールにする場面も多く、球数は100球を要した。

 平良は「的を外す投球ができなかったです。また内外の駆け引きの中で甘くなることも多かったです。悪かった後の試合が大事になるので、しっかり今までの投球を振り返って、もう一度ピッチングを見つめ直したいです」とコメントした。

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2020年8月16日のニュース