オリックス・山本 成長の2回無失点 外野への打球ゼロ、体重移動取り組み「直球の強さにつながった」

[ 2020年6月3日 05:30 ]

練習試合   ソフトバンク2-1オリックス ( 2020年6月2日    京セラドーム )

初回、先発登板する山本(撮影・後藤 正志)
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 予行演習は万全だ。オリックス・山本が2日のソフトバンクとの練習試合で2回1安打無失点。高い修正力を発揮して3三振を奪う快投で、登板が見込まれる開幕2カード目の23日ロッテ戦に向けて、順調な仕上がり具合を示した。

 「初回は少し力みだったり、丁寧にいき過ぎて球数が多くなりました。2回は切り替えて力みなく、テンポ良く投げられました」
 危機を背負ってギアを上げた。初回に内野安打と2四球で2死満塁を招き上林を迎えた場面。1ストライクからの2球目、この日最速の153キロ直球で二邪飛に仕留めた。

 進化の一つが一層、増した球威だ。「(投球時の)体重移動の部分を取り組んできたので直球の強さにつながったかな」。許した安打は今宮の二塁内野安打だけで外野に飛んだ打球はゼロだった事実が物語る。新加入のバレンティン(二飛)、故障から復帰した柳田と対戦(四球)し、自分の力試しもできるしパフォーマンスの向上につながるのではと思っていました」と球界を代表する強打者との対峙(たいじ)さえバロメーターにする言葉には貫禄すら漂い始めた。

 チームは昨季ソフトバンクに7勝16敗2分けと負け越した一方、山本は7試合で3勝2敗ながら防御率2・25で今季も“鷹キラー”の予感が高まる。次回は9日ソフトバンク戦で80球を予定。「次は力みなく打者を圧倒できれば」。山本が最終仕上げに取り掛かる。(湯澤 涼)

 ▼オリックス・村西(ドラフト3位ルーキーが3回から登板し3回1失点)ボールがばらついてしまったことは今後の課題だが、カーブやカットボールが良かったことは収穫。

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