38年ぶりV立役者“大魔神”佐々木氏が断言「今年は僕、ベイスターズ」解説者になって初めて古巣V予想

[ 2020年6月3日 16:57 ]

佐々木主浩氏
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 元メジャーリーガーで、1998年に横浜(現DeNA)が38年ぶりに優勝した際の立役者だったプロ野球解説者の佐々木主浩氏(52)が2日、TBSラジオ「伊集院光とらじおと」(月~木曜前8・30)に出演。今月19日に開幕するプロ野球において、セ・リーグの優勝チームに古巣のDeNAを挙げた。現役引退後、古巣を優勝に挙げるのは初めてだという。

 同学年で、大の野球ファンでもあるタレントの伊集院光(52)を相手に約40分間に渡ってトークを繰り広げた佐々木氏。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて当初の予定から3カ月遅れでようやく今月19日に決まった今季開幕にあたり、注目チームを聞かれると「今年は僕、ベイスターズ」と古巣・DeNAの名を即答した。そして「予想でも初めて。解説になって十数年、初めて優勝を…」とうれしそうに続けた。

 なぜ、ここまで長きに渡って古巣の名前を優勝予想に挙げなかったのか。その問いに佐々木氏は「僕ね、自分のチームには厳しいんですよ。だって、自分のチーム応援するのは当たり前じゃないですか。解説でも当たり前じゃないですか、自分のチームを良く言うのって。でも、それじゃあ、面白くないなと思って。自分のチームには厳しく」と「自分のチーム」を4度連呼して古巣への深い愛情をにじませた。

 「ベイスターズは筒香(嘉智、レイズ)が抜けましたが、逆にそれでまとまるんじゃないかなって。筒香の代わりは絶対にいないんですよ。だから一人ひとりレベルがちょっと上がれば多分チームとしてはいいチームになるんで。カープだってマエケンいなくなって優勝。だから頑張るんですよ。頑張んなきゃって、まとまるんですよね、チームが。ピッチャーはもともといいんで。野手がちょっとずつ率上げてけばいけると思います」。

 注目選手にはエース左腕・今永昇太投手(26)を挙げ「日本でもエース級。巨人で言えば菅野(智之)みたいな働き。負けないで、勝つ試合をいくつ作れるか」と大きな期待を寄せ「あと浜口(遥大)とか。左腕ですよね」と左腕投手に注目していることを明かした。また「大穴は?」と振られると「頑張ってほしいのは梶谷。ここずっとダメなんで。もともといい選手なんですけど、昔で言えば前田(智徳、元広島)みたいな選手。やる気ある時ない時分かるっていう…」と梶谷隆幸外野手(31)の奮起も期待していた。

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2020年6月3日のニュース