阪神・青柳 進化の4回無失点 特訓カットボール&シンカー有効で「シーズンでも使える手応え」

[ 2020年6月3日 05:30 ]

練習試合   阪神3-2広島 ( 2020年6月2日    甲子園 )

2回無死、鈴木(手前)を遊ゴロに打ち取る青柳(撮影・北條 貴史)
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 開幕に向けて「順調」と言っていいだろう。2日の広島戦で先発した阪神の青柳は4回を投げて2安打無失点。広島のフルメンバー相手でも、上々の仕上がりを披露した。

 「ピンチを作らないのが1番ですけど、今日はいろいろ試しながらできたので、その点は良かったと思います。キャンプで練習していたカットボールやシンカーを有効的に使えた。シーズンでも使えるボールになった手応えはあります」

 初回を3人斬りで立ち上がると、2回は味方失策による1死一塁から安部を二ゴロ併殺打に仕留めた。3回1死から与えた連続四死球は「もったいなかった」と反省点も、冷静に後続を断ち、4回は初安打を含む2安打で2死一、三塁まで攻め込まれたが、最後はメヒアをフルカウントからの内角ツーシームで空振り三振だ。

 2回先頭の鈴木の決め球(結果は遊ゴロ)は外角へのカットボール。4回1死一塁で西川を空振り三振に仕留めた球は外角低めに逃げるシンカーだった。主軸相手に“新兵器”を試投し、その上で結果につなげた事実から得る収穫はデカい。

 矢野監督の評価は極めて高い。「本当に良かったと思います。特に最後のメヒアへの投球、最後の1球をしっかり投げ切れたところに青柳の成長を感じます」。続けて、「このままやってくれそうだなという期待のピッチングを見せてくれました」と強固な信頼を与えられた。

 「3、4回に球数が多くなってしまったので、もうすこし球数を少なくして、長いイニングを投げられるような投球をしていきたいと思います」。4回71球は先発として許容範囲も、7回、8回、完投を見据えるなら無駄なボールは削りたい。開幕ローテ2番手に位置する変則右腕は、ハイレベルな課題と向き合いながら、真価が問われる5年目シーズンへ歩を進めていく。(巻木 周平)

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