10年ぶり世界一に稲葉監督男泣き「必ず逆転できると…選手のおかげです」V戦士の手で8度宙に舞う

[ 2019年11月17日 22:13 ]

第2回WBSCプレミア12決勝   日本5―3韓国 ( 2019年11月17日    東京D )

<プレミア12 決勝 日本・韓国>優勝を決め胴上げされる稲葉監督(撮影・木村 揚輔)
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 侍ジャパンが10年ぶりに世界の頂点へ立った。野球日本代表「侍ジャパン」は17日、国際大会「第2回WBSCプレミア12」決勝で韓国に5―3で逆転勝利を収めて初優勝。2009年の第2回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)以来10年ぶりとなる世界一をつかんだ。2015年の第1回大会準決勝で敗れた宿敵・韓国に雪辱。主要国際大会では日韓戦4連勝となった。

 7番手として9回に登板した守護神・山崎(DeNA)が最後の打者を空振り三振に仕留めると、稲葉篤紀監督(47)は両手で顔を覆って男泣き。勝利のハイタッチを終えると、松田(ソフトバンク)に促されてマウンド付近に歩み寄ると、ナインの手で8度宙に舞った。

 その後、勝利監督インタビューでお立ち台に上がった稲葉監督は「いや、もう最高です…はい」と感無量の表情。「日の丸を付けて世界一になりたい気持ちが強かった。選手がよく頑張ってくれた」とナインを称え、初回に先発・山口(巨人)が3点を失ってKOされる展開も「必ず逆転できると信じてました」「選手のおかげです」と信頼と絆を口にしていた。
 

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