侍J 猛打10点で韓国を撃破!!菊池が復活打 スーパーR1位通過

[ 2019年11月17日 05:30 ]

第2回WBSCプレミア12スーパーラウンド最終戦   日本10―8韓国 ( 2019年11月16日    東京D )

<日本・韓国>韓国に競り勝ちハイタッチをかわす稲葉監督(右)ら侍ジャパン(撮影・白鳥 佳樹)
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 侍ジャパンは16日、スーパーラウンド最終戦でともに17日の決勝進出を決めている韓国と対戦。今大会最多の14安打10得点で宿敵との打撃戦を制し、4勝1敗で1位通過を決めた。菊池涼介内野手(29=広島)が首の違和感から2試合ぶりに復帰し、2回に先制適時打。同点の3回には四球を挟む6連打などで一挙6点を奪った。戦力も整い、いざ決戦へ。決勝で韓国を破れば、09年のWBC以来10年ぶりとなる国際大会の頂点に立つ。

 たとえ「消化試合」でも、激闘の歴史の一ページに刻まれるのは間違いない。壮絶な乱打戦。侍ジャパンの2桁10得点、14安打はいずれも今大会最多だった。勝利への扉をこじ開けたのは9番・二塁で2試合ぶりにスタメン復帰した菊池涼だ。

 「とにかく、つなげようの一心で打席に入った」。2回2死二塁で先制の左前打。スタンドは超満員で、独特の雰囲気が醸し出された日韓戦のボルテージを一気に引き上げた。12日の米国戦の5回守備で首を打ちつけて途中交代。違和感を訴え、翌13日のメキシコ戦を欠場した。宿敵相手に復帰即の快打だ。

 既に両チームとも決勝進出が決定して迎えた一戦。韓国は先発予定だった今季16勝のエース左腕・梁ヒョン種を温存し、20歳左腕の李承鎬をぶつけてきた。だが明らかに格落ち。3回には先頭・坂本勇の左越え二塁打から一気の5連打でKO。一挙6点奪取を呼び込んだのが3番の丸だった。

 「何とかいい形で(鈴木)誠也につなげればと思った。ヒットになってよかった」

 無死二塁で投前へ絶妙なバント。全力疾走で一塁を駆け抜けて内野安打をもぎ取った。これで乗る。4回無死で右前打、5回2死二塁では右翼線に適時二塁打と大会初の猛打賞だ。故障離脱の秋山に代わって緊急招集も、試合前まで打率・150。前日の練習では追加で打ち込みを行うなど、感覚を研ぎ澄まそうと必死だった。初めて巨人で慣れ親しんだ3番に入って見事な復活。「ずっとチームに迷惑を掛けていた。秋山さんの分もしっかりやりたい」と誓った。

 試合前、稲葉監督は「これまでも一戦必勝で目いっぱい戦ってきた。今日の一戦、隙は見せるな!」とナインに訴えた。選手の合言葉は「両方勝って優勝しよう」だった。菊池涼と丸。「キクマル」コンビに当たりが戻ったのは何より心強い。「今日は打線が非常につながった。明日につながると思う」と稲葉監督。さあ、決勝戦。満を持して先発してくる梁ヒョン種を攻略できるか。正真正銘の「ガチ勝負」を前に、侍打線は完全に勢いに乗った。

 《データ》日本は3回に1四球を挟み6打数連続安打。プロが参加した五輪、WBC、プレミア12でイニング5打数連続安打は08年北京五輪の中国戦(6回)、15年プレミア12のメキシコとの3位決定戦(2回)にあったが、6打数以上の連続安打は初めて。また、この回のイニング6点は今大会1次ラウンドのベネズエラ戦(8回)に次ぎ2度目(最多は13年WBC2次ラウンド、オランダ戦2回の8点)。韓国戦では06年WBC準決勝の7回、09年同東京ラウンドの2回にマークした5点を抜く最多得点になった。

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