城西国際大・中島 準決勝・慶大戦で元バッテリー組んだ“先輩”斬りに意欲

[ 2019年11月17日 19:25 ]

明治神宮大会・大学の部 準々決勝   城西国際大5―3広島経大 ( 2019年11月17日    神宮 )

<明治神宮大会 城西国際大・広島経済大>城西国際大の先発・中島 (撮影・西川祐介)
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 城西国際大のエース中島隼也(3年、仙台育英)が疲労も吹き飛ぶ祝福に、ホオを緩めた。熱投182球で3失点完投した試合後の一塁ベンチ。次戦で待機していた慶大・郡司裕也捕手(4年、同)から「ナイスピッチング」と声を掛けられたからだ。

 「郡司さんとは中学(千葉・市原ちはら台南中)、高校とも一緒でバッテリーを組んだし、食事にも何度か連れて行ってもらいました。開会式でも“高速チェンジアッパーの中島じゃん”とからかわれて」。その決め球を武器に7安打、7三振の粘投。今大会初出場のチームを今春の全日本大学選手権8強を超える初のベストに導いた。

 19日の準決勝はその慶大と対戦。「明日は舘(和弥=3年、平塚学園)が先発で、自分は中継ぎだろうけど、対戦したら抑えたい」。中島は中日にドラフト4位指名された先輩斬りに燃えていた。

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