天理 4強進出 1年生5番・瀬 3安打5打点「監督からも気持ちで引くなと言われていたので」

[ 2019年11月17日 05:30 ]

明治神宮野球大会 第2日   天理8―6仙台育英 ( 2019年11月16日    神宮 )

<仙台育英・天理>4回2死一塁、瀬が左越えに2ランを放つ(撮影・篠原岳夫)
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 明治神宮野球大会は16日、高校、大学の部ともに2試合ずつが行われた。高校の部では、天理(奈良)が仙台育英(宮城)との打撃戦を制して2008年以来の勝利を挙げベスト4入りした。

 近畿大会4試合32イニングで38得点を奪った強打は神宮に来ても止まることを知らない。得点源は5番に入った1年生の瀬(せ)千皓外野手だ。4回2死一塁、左翼席に高校通算6号の先制2ランを放つと、5―5の7回2死満塁では右越えに決勝の3点三塁打。3安打5打点の大活躍に「監督からも気持ちで引くなと言われていたので、初球から行くと決めていた」と笑顔が弾けた。

 奈良県生駒市出身で「奈良が好き」という理由で天理への進学を決めたという。視力が「0・1もない」ため小学時から、めがねを着用。日常生活、練習、試合用と3種類を使い分ける。野球において「支障はない」と言い切り、6回には豪快な一塁へのヘッドスライディングで、三塁内野安打をもぎ取った。中村良二監督(51)も「迷いなく振れるから5番に置いている」と全幅の信頼を寄せる。

 秋季大会では奈良3位から今夏甲子園大会優勝の履正社や強豪の大阪桐蔭などを連破し、近畿の頂点に立った。全国に舞台を移しても、今夏甲子園大会8強メンバーが6人残る仙台育英に堂々と打ち勝った。「魔法は近畿大会までで解けたと思っていたけれど、解けなかったですね」。指揮官も驚く成長力で、秋の日本一へ一気に駆け上がる。(桜井 克也)

 ▼仙台育英須江航監督(天理との打撃戦に敗れ)こちらが追いついても、大阪桐蔭や履正社と戦ってきたチームだから地に足が着いていた。

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