阪神 青柳 安芸の大収穫はカーブ 金村コーチ絶賛「打者が泳がされる」

[ 2019年11月17日 05:30 ]

紅白戦、白チームで先発した青柳(撮影・平嶋 理子)     
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 高知・安芸での秋季キャンプに参加している阪神・青柳は、16日の紅白戦で白組先発で2回2安打無失点と好投した。苦手の左打者対策として習得を目指すシンカーでは2回無死一塁で片山を空振り三振。「決まったらいいボール。もう少しゾーンに入れば」と課題を口にした。

 一方で、「そっちの方が収穫」と声を大にしたのが、同じく試合では投げていなかったカーブだ。空振りを奪っただけでなく、カウント球としても駆使。緩急の面でも大きな武器となりそうで、金村投手コーチも「すごく良かった。(打者が)前に出されるというか、泳がされる感じがあった」と目を細めた。

 「緩急の面では(カーブが)収穫になったかなと」。今季自己最多9勝を挙げ初の規定投球回に達した右腕が、来季への伸びしろを探る中、光は見えた。

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2019年11月17日のニュース