山田哲、10年ぶり世界一決めた!韓国との決勝戦で逆転V3ラン「世界一を獲ると決めていた」

[ 2019年11月17日 22:31 ]

第2回WBSCプレミア12決勝   日本5―3韓国 ( 2019年11月17日    東京D )

<決勝 日本・韓国>2回2死一、二塁、山田は逆転3ランを放ちナインの出迎えを受ける(撮影・森沢裕)
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 侍ジャパンの山田哲人内野手(27=ヤクルト)が国際大会「プレミア12」決勝・韓国戦(東京D)の2回に決勝3ラン。日本を2009年の第2回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)以来10年ぶりとなる世界一へと導いた。

 男泣きする稲葉監督をナインとともに8度胴上げした山田哲は「とにかく世界一を獲るっていうのは…決めていたことなので。それが実現して良かったです」と感無量の表情。

 先発投手の山口(巨人)が2本塁打を浴び、まさかの初回3失点KO。その裏、主砲・鈴木(広島)のタイムリー二塁打で1点を返し、1―3で迎えた2回、2死一、二塁で打席に入り、見事に逆転3ランを放った。

 「とにかく集中して自分のスイングをしようと。あとは今大会、僕自身、チームに迷惑をかけて全然打ててなかったので、悔しい思いを胸にフルスイングしました」。一言一言かみしめるように逆転3ランの場面を振り返った山田哲。スタンドからの大歓声に「本当に良かったです。ありがとうございます」と話すと「4年前も韓国に負けて悔しい思いをしたので、きょうはそれが晴らされて良かったと思いますし、また半年後、オリンピックが待っているので、そこでも世界一になれるように頑張りたいと思います」と東京五輪での金メダル獲得を誓った。
 

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