稲葉監督 世界一への前哨戦制す「しっかりとした野球をできた」

[ 2019年11月17日 05:30 ]

第2回WBSCプレミア12スーパーラウンド最終戦   日本10―8韓国 ( 2019年11月16日    東京D )

<日本・韓国>3回無死一、二塁、浅村の適時打に拍手を送る稲葉監督(撮影・白鳥 佳樹)
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 前哨戦を制した稲葉監督は表情を一層引き締めた。両軍が決勝進出を決め、事実上の“消化試合”。序盤で6点差をつけたが、4回と7回に1点差まで迫られた。韓国は何度も食い下がってきた。

 現役時代から国際大会で何度も立ちはだかった宿敵だ。「北京五輪の悔しさをばねにここまでやってきた」。08年北京五輪の準決勝。自身も4打数無安打に封じられた。試合を決定づける李承(火ヘンに華)の2ランは自身の頭上を越えた。打撃コーチを務めた15年の前回大会準決勝では9回に3点リードをひっくり返され、敗れた。

 「とにかく明日勝つために、今日の試合を戦うということでやってきた」。選手にはバントや進塁打など「雑にいかないでいこう」と基本を再徹底させた。相手打線はスタメンは控え組が並んだが、バッテリーには長所と短所など、データと実戦でのすり合わせを求めた。「今日の試合を明日にどうつなげるかが一番大事。今日はしっかりとした野球をできた」と最終調整は完了した。来夏の東京五輪でも韓国は避けて通れない最大のライバルとなる。世界一への最後の関門として、これ以上の相手はいない。(後藤 茂樹)

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