中日・根尾 “聖地”甲子園凱旋で1軍デビュー いきなりゴロ処理&初打席は空振り三振

[ 2019年9月29日 16:37 ]

セ・リーグ   中日―阪神 ( 2019年9月29日    甲子園 )

<神・中>7回無死、ショートでこのイニングから出場した根尾は北條のゴロをさばく(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 中日のドラフト1位ルーキー・根尾昂内野手(19=大阪桐蔭)が29日、敵地・甲子園での阪神戦で待望の1軍デビューを果たした。

 0―4で迎えた7回の守備で根尾は遊撃の位置へ。場内でアナウンスが告げられると、スタンドからは大きな拍手が送られた。すると、先頭の北條への初球、打球がいきなり根尾のもとへ。一塁への送球が少しそれるも、しっかり遊ゴロに仕留め、1軍では初の守備機会をこなした。

 6点ビハインドの8回にはプロ初打席にも入った。2死一塁の場面からカウント0-2と追い込まれ、最後はハーフスイングの空振り三振に終わった。

 根尾は大阪桐蔭高時代は投打で活躍し、昨年の甲子園大会春夏連覇に大きく貢献。2軍戦では出場108試合で打率2割1分、2本塁打、33打点。9月に入って打撃の調子を上げていた。27日の広島戦で1軍初昇格。9回2死で代打待機したが、出場機会はなかった。それでも、大阪桐蔭で昨夏、全国制覇を果たした“聖地”甲子園の舞台でプロデビューを飾った。

続きを表示

この記事のフォト

2019年9月29日のニュース