慶大・森田晃がリーグ戦初完封 わずか98球、防御率は0・00

[ 2019年9月29日 14:37 ]

東京六大学野球・第3週第2日   慶大2―0立大 ( 2019年9月29日    神宮 )

慶大・森田晃介投手
Photo By スポニチ

 慶大の2年生右腕・森田晃介(慶応高)が1安打でリーグ戦初完封を飾った。

 わずか98球でのシャットアウト。「先のことを考えず、1人1人集中した結果がいい投球につながりました。カットボールが特に良かった」。MAX149キロの直球に、140キロ台のカットボールで9三振を稼いだ。2回先頭の山田健太内野手(1年、大阪桐蔭)に中前打を許したが「ノーヒットノーランとか意識するかもしれないし、早めに打たれて良かった」と笑った。大久保秀昭監督(50)も「最高のピッチング。ボクはベンチで座っているだけでした」と賞賛した。

 22日の東大戦6回無失点のリーグ戦2勝目に続き、今度は完封で防御率は0・00。チームも4連勝で勝ち点2となった。来月12日からは昨秋リーグVの法大と激突。「自分の投球をするだけです」。第2戦に弱いといわれた慶大に頼もしい右腕が現れた。

続きを表示

2019年9月29日のニュース