阪神メッセンジャー 現役ラスト登板終える 大島を空振り三振 鳥谷から花束受け取り有終の美

[ 2019年9月29日 14:11 ]

セ・リーグ   阪神―中日 ( 2019年9月29日    甲子園 )

<神・中24> 現役最後の登板を終えたメッセンジャーは鳥谷と抱擁をかわす(撮影・大森 寛明)
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 今季限りで現役引退する阪神・メッセンジャーが自身の引退試合である29日の中日戦に先発。先頭の大島を空振り三振に打ち取り、現役生活最後の登板を終えた。

 初球に147キロを計測するなど勢いのあるボールを投げ、甲子園を埋め尽くしたタイガースファンに最後の勇姿を届けた。降板時には矢野監督がマウンドにかけよりグータッチ。惜しみない拍手を浴びながらマウンドを降りると、ベンチから花束を持った鳥谷が登場した。同学年で、共にタイガースを支えてきた鳥谷を見て驚いたような表情を浮かべた後、アツイ抱擁を交わした。

 日本通算10年で98勝を記録し、チームを幾度となく勝利に導いてきた功労者。その最後の勇姿に、満員の甲子園からは盛大な拍手と歓声が送られた。1死からは、高橋遥がマウンドに上がった。

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