U18侍・奥川、驚異の奪三振ショー!アウト21個のうち18個が三振 カナダを圧投7回2安打1失点

[ 2019年9月5日 20:15 ]

第29回WBSC U18ワールドカップ スーパーラウンド   日本―カナダ ( 2019年9月5日    ドリームボールパーク )

力投する先発の奥川(撮影・島崎忠彦)
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 「第29回WBSC U18ワールドカップ」は5日、スーパーラウンド初戦が行われ、高校日本代表はカナダ代表と対戦。先発の奥川(星稜)が7回2安打1失点18奪三振と圧巻の投球を見せた。

 初回に1、2番を連続三振に斬った奥川は、3番のショフィールドに初安打を許したものの4番のディオダティをフルカウントから151キロ直球で空振り三振。初回にいきなり3三振を奪うと、2回も先頭のバレロを151キロ直球で見逃し三振。6番・ハル、7番・ゴムも三振に斬り、三者連続三振とした。

 奥川の奪三振ショーはまだ終わらず、3回も2つの三振を奪い、4回もブラウン、ショフィールドをスライダーで連続三振。4回2死で早くも奪三振を2桁10個に乗せた。直後に4番のディオダティに右越え先制ソロを被弾したが、続くバレロからこの日11個目の三振を奪った。

 5回も2つの三振を奪って三者凡退に斬ると、味方が逆転に成功。6回はハミル、マクドウェル、ブラウンを三者三振に斬った。7回も打者2人から三振を奪い、本塁打を打たれたディオダティも一ゴロに打ち取ってリベンジ成功。アウト21個のうち18個が三振という驚異の奪三振ショーを披露し、日本が5―1とリードした7回限りで降板となった。

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