レッズのローレンゼンが1試合で勝ち投手&一発&外野手出場 ルース以来98年ぶりの珍事

[ 2019年9月5日 14:14 ]

フィリーズ戦の8回に2ランを放ったレッズのローレンゼン(AP)
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 レッズのリリーフ投手、マイケル・ローレンゼン(27)が4日に地元シンシナティ(オハイオ州)で行われたフィリーズ戦で7回から3番手の投手として登板。2イニングを1失点で切り抜け、今季66試合目の登板で初勝利(4敗)を挙げた。

 ローレンゼンは8回にフィリーズのブレイク・パーカー(34)から左越えに今季1号2ラン。9回は抑えのライゼル・イグレシアス(29)にマウンドを譲ったが、今度は中堅に入って外野手を務めた。

 メジャーで勝ち投手となった選手が本塁打を放ち、さらに外野手としてプレーしたのは1921年6月13日のベーブ・ルース(ヤンキース)以来、98年ぶりの出来事。“二刀流”が可能として注目されているローレンゼンはメジャー5季目で、投手としては通算19勝20敗。打者としては打率・267、7本塁打という成績を残している。昨季は1週間で3本塁打を記録したことでも注目を集めていた。

 試合はレッズが8―5で勝って65勝75敗。フィリーズは72勝66敗となり、ワイルドカードでのプレーオフ争いから一歩後退した。

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