大谷、16打席ぶり安打にホッ 自己ワースト更新回避「何かきっかけになれば」

[ 2019年9月5日 05:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス5-7アスレチックス ( 2019年9月3日    オークランド )

<アスレチックス・エンゼルス>5回、適時二塁打を放つ大谷
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 長いトンネルを抜けた。3試合ぶりに「3番・DH」で先発出場したエンゼルスの大谷翔平投手(25)が3日(日本時間4日)、アスレチックス戦の5回に左翼線へ適時二塁打を放った。4試合16打席ぶりの安打で、打点は10試合ぶり。メジャー自己ワーストタイの15打席連続無安打と苦しんだが、好機で中軸の働きを見せた。

 試合後の会見で大谷は柔和な表情を浮かべた。本来の鋭い当たりではない。それでも、久しぶりの安打に安ど感がのぞいた。

 「感覚的には30打席くらい打っていないような感じ。ああいうヒットが出て何かきっかけになればいい」

 2点を追う5回2死一、二塁での第3打席。自身2度目のノーヒットノーランを今季達成している右腕ファイアーズの90マイル(約145キロ)ツーシームを強振した。「かなり甘い球だった。思っているような打球ではないので、結果オーライの打球」。打球はフラフラと上がり左翼線へ。二塁走者が生還した。前の2打席は空振り三振と一ゴロ併殺。メジャー自己ワーストタイの15打席連続無安打となった。日本ハム時代の13年に記録した18打席にもあと3と迫ったが、直後の打席でストップ。8月20日のレンジャーズ戦以来10試合ぶりの打点も記録した。「今は(スイングの)軌道のズレ」と自己分析し、この日はフリー打撃の前後に中堅後方のケージでティー打撃。スイングを入念に確認した。

 「そんなに(自分は)ポジティブではない。やっぱり打てないと打席に行くのも嫌になる。不安があって行く打席もある」。珍しく自らの弱さをさらけ出した大谷だが、昨年の9月は月別最多の7本塁打を放った。この一打を、大爆発へのきっかけとしたい。(柳原 直之)

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