広島、誠也&長野が初アベック弾も… サヨナラ負けで2位DeNAと4差

[ 2019年9月5日 05:30 ]

セ・リーグ   広島7―11ヤクルト ( 2019年9月4日    神宮 )

4回無死、長野がソロ本塁打を放つ(撮影・村上 大輔)
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 広島は4日のヤクルト戦で鈴木誠也外野手(25)が3回に26号ソロ、4回には長野久義外野手(34)が4月24日の中日戦以来の3号ソロを放って初のアベック弾を決めた。中盤まで効果的な攻撃で最大4点差をつけながら救援陣が振るわず、9回にはヘロニモ・フランスア投手(25)がサヨナラ満塁被弾。2位・DeNAから4ゲーム差へ後退した。

 初めての競弾を手放しで喜べない。まずは3回2死で、鈴木が2ボールから小川の直球を左翼席中段に運ぶ26号ソロを放った。「バッティングカウントだったので、しっかり自分のスイングができたことが良かった」。さらに4回先頭では長野がカウント1―1からの直球を「いい風に乗った」と左翼席最前列に運んだ。4月24日の中日戦以来133日ぶりの3号。開幕から128試合目で生まれた初のアベック弾で最大4点差をつけながら、最後は山田哲のサヨナラ満塁弾に余韻をかき消された。

 緒方監督が「いい形で先制して中押し。攻撃はしっかりできていた」と振り返ったように7得点の打線は責められない。初回には鈴木の右前打と二盗から先制点となる松山の適時打、長野も右翼フェンス直撃の適時二塁打と続いて中軸は機能していた。

 しかし、1点差に迫った7回1死満塁で長野は三ゴロ。併殺崩れによる同点にとどまり、「あそこで逆転していれば、こういう展開にならなかったので申し訳ないです」と敗戦の責任を背負った。

 前夜は鈴木、長野が並ぶ新たな「3・4番コンビ」を試したばかり。東出打撃コーチは3試合連続で先発起用した長野について「1打席目を右に打ちながら、次は内角を左に運んでいた。あれが考えてやっているということ」と評価。迎打撃コーチも「長野はどんどん出てもらわないといけない選手」と期待を膨らませ、今後も2人で中軸を形成する可能性が高い。

 2位・DeNAが4ゲーム差へ遠のいた手痛い敗戦。指揮官は「選手には言っているけど、スタメンもベンチにいるメンバーも全員で戦っていく」と強調した。その赤ヘル一丸の中心に、長野は間違いなく存在する。(河合 洋介)

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