阪神・近本、球団新人記録にあと1 7戦ぶりマルチ「どんな形でも良いと」

[ 2019年9月5日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神5―7DeNA ( 2019年9月4日    横浜 )

6回2死一塁、近本は中前打を放つ(撮影・大森 寛明)
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 悔しすぎる敗戦の中でも着実に安打を積み重ねた。近本が4日のDeNA戦で7試合ぶりにマルチ安打を記録し、シーズン135安打に到達。球団新人最多安打記録まであと1本に迫った。

 「セーフティー(バント)の構えをしたり、(塁に出られるなら)どんな形でも良いと思っていました。バッティング的には良くなかったですけど、(バットを)内から出すことはできました」

 3点リードの6回2死一塁で迎えた第3打席に、3番手武藤の初球ストレートを弾き返して中前打にすると、8回無死走者なしの第4打席には4番手石田から遊撃内野安打。1ストライクから放った当たり損ないの緩いゴロに快足を飛ばし、大和の送球よりも早く一塁を駆け抜けた。

 落雷で試合途中中止となった前日の同戦では第1打席に中前打を放っていた。「練習していることが上手くできた」と手応えを口にした安打は記録に残らず“幻の1本”に。「“嫌な1打席目になりそう”と考えてしまうというのがある」。134本目が思わぬ形で取り消され、不吉な予感を感じていた。その通り最初の3打席は凡退したが、終わってみれば2安打だ。

 ただ、喜べない理由は敗戦だけじゃなかった。8回に内野安打で出塁したあと、石田のけん制球に戻りきれず追加点のチャンスをつぶしてしまった。「走るタイミングをうかがっていた。チームに迷惑をかけてしまった」。チームの勝利につながってこそ自身の結果は価値を増す。勝利に直結する1本で、記録に並び、更新してみせる。(巻木 周平)

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